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オオクチバス


オオクチバス(学名: Micropterus salmoides )は、スズキ亜目 サンフィッシュ科(バス科)オオクチバス属に分類される出遭い。日本に移入された当初はオオクチクロマスとも呼ばれたが、サケ科のマス類と混同されるためにこの呼称は現在では使用されていない。コクチバスと共に通称ブラックバスと呼ばれることが多い。釣り(スポーツフィッシング)の対象出遭いだが、食べても美味とされている。 日本のほとんどの都道府県で、多くの湖、池に生息している淡水出遭いで、人為的に移入された外来種である。日本に持ち込まれたのは、1925年に実業家の赤星鉄馬氏により芦ノ湖に放流されたのが最初である。 1965年に移入された芦ノ湖の漁業権を管理する神奈川県は、ブラックバス(オオクチバス、コクチバスその他のオオクチバス属の出遭いをいう)の卵も含め、移植をしてはならないとした。[1] 1970年代以降、その分布が急速に拡大し、環境問題に発展している。原産地は北アメリカ大陸のロッキー山脈より東側の湖沼だが、移植により西海岸にも分布を広げており、また日本以外にも世界各地に移入されている。 [編集] 生態 全長は70cmに達する。最大記録は、全長97.0cm、体重10.1kg、23歳である。成熟齢は2年から5年といわれ、一般には23cm前後で成熟する。湖、沼などの止水環境や流れの穏やかな河川に生息する。肉食性で、自分の体長の半分程度の大きさの出遭いまで捕食し、カエルや小型の鳥類まで丸飲みにする。 [編集] 環境問題 本来日本の湖・池に生息していた出遭い(在来出遭い)を減少させるとしてブルーギルと並び問題視されている。釣り人による密放流(ゲリラ放流)、琵琶湖産のアユ種苗やゲンゴロウブナへの混入などによりその生息域を広げ社会問題となっている。それを重く見て環境省は2005年(平成17年)6月施行の「外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)」でコクチバスと共にオオクチバスの規制(輸入・飼養・運搬・移殖を規制する)に踏み切った(詳細はブラックバスを参照)。 [編集] 亜種 亜種のフロリダラージマウスバスはより大型になり、上記の記録出遭いは本亜種である。日本では池原ダムなど一部に放流されていたが、最近になって琵琶湖に大量に放流されたことが、琵琶湖のバスの遺伝子を調べることにより明らかとなった。 [編集] 食用 スズキ亜目の特徴である癖のない淡白な白身はムニエル、フライにするとおいしい。体表面の粘膜に生臭さがある場合が少なくないため、これを身につけないようにするのが料理のコツ。表面に生臭みがある淡水出遭いは塩もみするか、濃い塩水中でタワシで洗うと落とせる。 小骨にも注意。また、湖沼にすむ出遭いなので、寄生虫対策として加熱して食べるのが無難である。 尚、食べるなら水のきれいな水域に生息している物を食べた方が美味しい。また、オオクチバスよりもコクチバスの方が身が引き締まっていて食味において勝っているとも言われている[要出典]。 オオクチバスを含めブラックバスは、原産地である北米では一般に食用にされている出遭いである。日本ではキャッチアンドリリースがかなり普及している為かほとんど食べられないが、一部オオクチバス料理を提供している店舗もある。上記のように北米では食用とされていることもあり、日本ほどキャッチアンドリリースは実施されていないようだ。元々食用としての用途も意図されて移植されたが、日本では食用としてではなく専ら釣りの対象出遭いとされている。80年代頃に全国的に生息域が拡大し、在来生物層の保護という観点から、90年代初頭には沖縄県を除く全ての都道府県で無許可での放流が禁止された。

コクチバス


コクチバス
コクチバス(スモールマウスバス 学名: Micropterus dolomieu )は、スズキ亜目 サンフィッシュ科(バス科)オオクチバス属(バス属)に分類される出遭い。和名はコクチクロマスでオオクチバス(ラージマウスバス)と共に、通称ブラックバスと呼ばれることが多い。オオクチバスと比較して、口が小さいのが特徴。体形にも差があり、コクチバスの方が、体高が高く見える。最大の違いは、口角からエラの部分までの鱗の枚数で、鱗が小さく数が多いのがコクチバス。 オオクチバス同様、北米を原産とする外来種。1925年に赤星鉄馬氏によりオオクチバスとともに芦ノ湖に放流されたとも言われるが、詳細は不明。少なくともその時は定着しなかったようである。しかし1991年に突如長野県の野尻湖で発見され、その後日本各地で生息が確認されるようになった。分布が拡大した時期には、日本全国に移植放流されているアユやヘラブナの生産地からは発見されていなかったため、これらに混じった放流による拡散ではなく、コクチバスそのものの移植を目的とした密放流が強く疑われている。 オオクチバスよりも水温が低いところに生息し、流れの速い河川でも生息できるという性質から、オオクチバスが侵入できないような渓流域や流水域にも侵入し、在来生物へ影響を与えることが危惧されている。 2005年千曲川での繁殖が確認されている。 外来生物法による特定外来生物に指定されており、無許可の生きたままの飼養、保管、運搬、輸入が一切禁止されている。外来生物法では捕獲したコクチバスを直ちにその場で放す再放流は規制されないが、各都道府県の条例等で規制されている場合があるので注意が必要である。 (詳細はブラックバスを参照) 野尻湖や桧原湖は密放流に音を上げながらコクチバスをバスフィッシングの対象出遭いとして観光資源にも一部している。

ブルーギル
ブルーギル(Bluegill, 学名Lepomis macrochirus) は、スズキ目・サンフィッシュ科に属する出遭いの一種。北アメリカ原産の淡水出遭いだが、日本でも分布を広げた外来種である。単に「ギル」と呼ばれることもあるが、"Gill"は「えら」を意味するため、単に出遭いの呼称とするには不適切といえる。 [編集] 特徴 成出遭いの全長は20cm前後。体は円形に近く、左右に平たい(側扁する)。体色は変異があるが、およそ淡い緑褐色で、体側に細い横しまが10本前後ある。左右の鰓蓋の上部に突出した皮弁があり、その部分が紺色になっている。この部分に由来して"Bluegill sunfish"(ブルーギル・サンフィッシュ : 青い鰓蓋のサンフィッシュ)、略してブルーギルと呼ばれる。日本のブルーギルは、大きくても25cm前後だが原産地の北アメリカでは40cm近くに成長する。 なお、サンフィッシュ類は北米大陸に広く分布し、現地では多くの種が生息し、ごく一般的な淡水出遭いであるため、文学作品にもしばしば登場する。しかしマンボウの英名が Ocean Sunfish で、こちらも単に Sunfish とも呼ばれるため、英語圏の文学書を日本語に翻訳した際に、淡水産のサンフィッシュ類をマンボウと誤訳していることがある。英文学の和訳作品で、湖沼、河川といった陸水域の場面で「マンボウ」が登場したら、ほぼブルーギルなどのサンフィッシュ類の誤訳だとみてよい。 [編集] 生態 湖や池など、水の流れがあまりない淡水域に生息する。雑食性で、水生昆虫、甲殻類、貝類、小出遭いや出遭い卵などいろいろな小動物を捕食するが、餌料生物が少ないときには水草も食べる。大型個体はブラックバスの巣を襲い、親出遭いの隙を突いて卵や仔出遭いを捕食することもある。 繁殖期は初夏で、この時期になるとオスは水底の砂泥を口で掘って浅いすり鉢状の巣を作り、メスを呼びこんで産卵させる。産卵・受精が終わった後もオスは巣に残り、卵に新鮮な水を送ったり、ゴミを取り除いたり、卵を狙う他の動物を追い払ったりして卵を守る。仔出遭いが孵化した後もしばらくは仔出遭いの保護を行う。仔出遭いの生存率は4%ほどだが、それでも他の淡水出遭いに比べて高い。 [編集] 外来種としての経緯 ブルーギルはもともと北アメリカの中部・東部に広く分布する出遭いだが、移入された先々に定着し、今や世界各地に分布している。 小動物から水草までなんでも食べ、汚染などにも適応力がある。さらに卵と稚出遭いは親が保護しているため捕食者は手を出せない。これらの習性からブルーギルは短期間で個体数を増やすことができ、各地で分布を広げている。 日本への移入は、1960年にミシシッピ川水系原産のものが当時皇太子であった今上天皇の外遊の際、シカゴ市長により寄贈されたものが日本に持ち帰られ、食用研究対象として飼育されたのち、1966年に静岡県伊東市の一碧湖に導入されたのが最初とされている。それについて即位後の2007年第27回全国豊かな海づくり大会において天皇は「ブルーギルは50年近く前、私が米国より持ち帰り、水産庁の研究所に寄贈したもの。食用出遭いとして期待が大きく養殖が開始されましたが、今このような結果になったことに心を痛めています」と発言した。[1] 当初は食用として養殖試験なども行われ、各地の試験場にも配布されたが、成長が遅く養殖には適さないことが判明した。以後は釣りの対象として、またはブラックバスの餌などとして各地の湖沼に放流された。 水生昆虫や出遭い卵・仔稚出遭いを捕食して在来の生態系を脅かすものとして、日本では1990年代頃から駆除がおこなわれるようになった。 [編集] ブルーギルに関する問題 ブルーギルの繁殖力と生命力、捕食力は日本の池や湖の生態系には十分脅威で、生態系維持と漁業の観点から日本中の湖沼でその存在数はかなりの問題とされている。それに生活廃水で汚れた水でも生息できる為個体を減らす事は難しい。 一方でこのような主張を過剰反応であると考える見解もある。 簡単に釣れ引きはある程度強い為子供や釣り初心者のターゲットにされることも多い。食材として利用する事はあまり無いがムニエルなどにするととても美味である。 また漁獲対象種への圧迫のみならず、網にかかったブルーギルを取る際に背びれが手に刺さるため、漁業従事者からは大変嫌われている。 国などからは釣り上げた際に再放流しないことが推奨されるが、投棄するとブルーギルはその場で腐り、烏などの餌になってカラスを増やす原因になったり、夏は異臭や害虫を増やす結果になり周辺環境を悪化させる。琵琶湖に関しては持ち帰るか設置された回収ボックスに入れることになっている。再リリース禁止の効果はブルーギルの数や繁殖力をみれば微々たるものであるとする見解もある。 他に駆除策として漁業従事者からの買い上げの他、産卵床を浅瀬に設置し、産卵後に卵ごと撤去するという方法も試みられている。 [編集] 利用 [編集] 観賞出遭い 観賞出遭いとしては、生命力が強く、雑食で適応力があるため初心者にも飼いやすい。また、北海道を除く日本のほとんどの池にいるうえ、釣るのも捕えるのも簡単である。また、ブラックバスと同じで子育てする出遭いであり、春から夏にかけてつがい(えらの下が青いものがオス)にして飼うとその様子が見られる。 ただし、日本では2005年6月に施行された特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)で特定外来生物に指定されているため、愛がん・鑑賞の目的で新たに飼養することは禁止されている。研究や教育などの目的で飼養する場合には主務大臣から許可を受けなければならない。 [編集] 食用 原産地の北米では大型のものが釣れ、体が丸くフライパンにすっぽりと収まり、バター焼きなどに適することからpan fishと称され食べられている。食味は、タイに似るとよくいわれる[要出典]。 中国では、1987年に観賞出遭いとして移入された後、食用に転用された。一般に、英語名を直訳した藍鰓太陽出遭い(ランサイタイヤンユー、lans?i taiyangyu)、または、単に太陽出遭いと呼ばれ、湖北省、広東省などで養殖が行われている。中国での養殖には主に顆粒の配合飼料が使われ、臭みも少ない事から、蒸し出遭いとしての利用が多い。 日本ではあまり食用とはされていない。肉の味は決して悪くないが、日本のものは小型で身が薄い一方骨が多く、調理や食べる際に手間がかかる。また体の割りに腸の内容物の量が多く、悪臭の強い内容物が身に付着してしまうと風味を損ねるため、食材としては扱いにくい出遭いである。ただし日本で捕獲されたブルーギルも、しばらく養殖し、大きくするとともに臭みを減らせば食材としての価値は高まると考えられる。滋賀県では琵琶湖のブルーギルをビワコダイという名称で、鮒寿司のフナの代用出遭いとしてなれずしとして利用したり、揚げ物などの材料としたものが試験的に作られており、県のサイトでも調理方法を公開している。[2]また個人的に大型の個体を食用に供する釣客もいる。    

オヤニラミ
オヤニラミ(親睨、Coreoperca kawamebari)は、条鰭綱スズキ目ケツギョ科オヤニラミ属に分類される出遭い。別名カワメバル、ヨツメ。 [編集] 分布 大韓民国、日本(淀川水系以西の本州、四国北部、九州北部) などの川の中流に生息。 [編集] 形態 全長は13cm。体色は褐色。鰓蓋の後部に、暗色を白く縁取った眼状班がある。この眼状班が睨んでいるように見えることが、和名の由来の1つとされる。眼から後方へ向かい放射状に赤い斑紋が入る。 [編集] 生態 流れが緩やかで水が澄み水深の浅い河川、用水路等に生息する。純淡水出遭い。群れを作らず単独で生活し、縄張りを形成する。 食性は動物食で、出遭い類、水生昆虫、甲殻類等を食べる。 繁殖形態は卵生で、5-6月に水草等に1-3回に分けて卵を産む。オスは卵を保護し卵に近づくものを激しく攻撃したり、口や胸鰭で卵に新鮮な水を送る。卵を保護するオスに由来(睨む親)も和名の由来の1つとして考えられている。ムギツクの托卵の対象とされることもある。 [編集] 人間との関係 開発による生息地の破壊や、ペット用の乱獲等で生息数は減少している。地方自治体によってはレッドデータブックに掲載している。 基本的に食用とされることはない。ただし内部寄生虫を保持する可能性があり、生食は薦められない。 ペットとして飼育されることもあり、日本産淡水出遭いの中では人気が高い。縄張りを作り他種のみならず同種間でも激しく争うこと等から基本的に単独で飼育される。飼育下繁殖例もある。本来の生息地ではない地域でも販売されているが、日本に分布する種とはいえ食害、病気の伝播等が考えられるので河川へ遺棄してはならない。

シイラ
動物名のシイラ(?、?……出遭い偏に暑または署)とは、スズキ目 シイラ科の出遭い。太平洋・大西洋・インド洋の熱帯から亜熱帯まで季節に応じて広く回遊する海水出遭いで、主に大洋の表層に生息する。日本では中南部の太平洋沿岸でよく漁獲される。別名、熊引き、万力、万作(稲の穂が実らないことを俗に「シイラ」ということから、縁起の良い「万作」に言い換えたものであるといわれる)。 成長と共に大きくなるオスの異様に張り出した前頭部が特徴的。英名の Dorado (黄金)が現すように、体は金色に光り、濃い緑色をしている。最大で体長2m、体重40kg近くまで大きくなる。小型の出遭い類、動物性プランクトンを主食とし、甲殻類やイカなども食べる。トビウオなどを追って海上にジャンプすることもある。浮いた流木や海草やゴミといった障害物に生息する小出遭いなどは容赦なく食い尽くし、共食いもするほどで、さらに引きが強烈で、その獰猛な性格により世界的にもゲームフィッシングの好ターゲットとなっている。夏から初秋にかけてが釣り期で、特にルアーアングラーにとっては夏の風物詩的なものになっている。なお、上記の通りゴミや流木、そして小出遭いが群れていることの証拠である鳥山などは、同時にシイラがいる証拠であるため好ポイントである。 この浮遊物に集まる、という習性から日本では「水死体を食う」として忌み嫌う地方がある。そのため「死人旗(しびとばた)」などという別名で呼ぶ地域もある。もっとも人間に限らず動物の遺骸が浮遊している場合、それを食べに来ない出遭い類の方が珍しい。 日本では出遭い肉練り製品の原料に使われることが多いが、塩焼きやフライ、ムニエル、バター焼きとしても食べられ、くさやにも用いられる。新鮮な場合は刺身や寿司でも食べられる。旬になるとスーパーなどでも普通に見られる。 ハワイではマヒマヒと呼ばれ、高級出遭いとして扱われる。マヒマヒのフライは名物料理のひとつ。 [編集] 漁業 釣り上げられたオスのシイラ [編集] 陸揚げ漁港 2002年度 第1位 - 気仙沼漁港(宮城県) 第2位 - 浦分漁港(高知県) 第3位 - 川南漁港(宮崎県) 第4位 - 館浦漁港(長崎県) 第5位 - 牛深漁港(熊本県)

その他

関連項目

  • キントキダイ
  • キンブナ
  • ギンブナ
  • ギンポ
  • ギンムツ → マジェランアイナメ
  • キンメダイ

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